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裁決事例集 No.44 - 166頁
 請求人が支払った代償金は遺産分割調整金債務であって、被相続人の他の債務が相続税の課税価格の計算上控除されるので相続財産の取得費を構成しないのと同様、消極財産(遺産債務)として調整済みであるから、譲渡所得の計算上取得費の額に算入できない。
 また、代償金の原資となった借入金に係る支払利息も同様である。
平成4年10月28日裁決




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