2022年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
上場会社名 株式会社電通グループ
コード番号 4324
代表者
(役職名) 代表取締役社長執行役...
経営成績に関する定性的情報 当第3四半期連結累計期間の世界経済は、コロナ禍からの回復途上にあったものの、ロシアのウクライナ侵攻に より、その様相が大きく変化しました。サプライチェーンの混乱や原材料不足、エネルギー価格高騰によるインフ レ圧力の高まりとそれを受けた欧米諸国の金融引き締めなどにより、景気減速に対する警戒感が強まりました。ま た、堅調であった中国経済も、新型コロナウイルス感染症の感染者が急増した一部の都市でロックダウンを余儀な くされるなど、先行きの不透明感が高まりました。 こうした環境下、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は下表のとおりです。売上総利益のオ ーガニック成長率は3.4%となりました。当第3四半期連結会計期間のオーガニック成長率は、非常に高い成長を記 録した前年同期の反動により△4.7%となりました。㈱セプテーニ・ホールディングスの新規連結などにより、売上 総利益は前年同期比14.1%増となりました。前年の反動により調整後営業利益は同1.1%減、オペレーティング・マ ージン(調整後営業利益÷売上総利益)は同250bps減と、前年同期を下回りましたが、想定を上回る結果となりまし た。金融収支の改善により親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は同7.0%増となりました。固定資産除売却 益の減少などにより、営業利益は同56.8%減、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同42.6%減となりました。 調整後営業利益は、営業利益から、買収行為に関連する損益および一時的要因を排除した、恒常的な事業の業績 を測る利益指標であります。 買収行為に関連する...
経営成績に関する定性的情報 当第3四半期連結累計期間の世界経済は、コロナ禍からの回復途上にあったものの、ロシアのウクライナ侵攻に より、その様相が大きく変化しました。サプライチェーンの混乱や原材料不足、エネルギー価格高騰によるインフ レ圧力の高まりとそれを受けた欧米諸国の金融引き締めなどにより、景気減速に対する警戒感が強まりました。ま た、堅調であった中国経済も、新型コロナウイルス感染症の感染者が急増した一部の都市でロックダウンを余儀な くされるなど、先行きの不透明感が高まりました。 こうした環境下、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は下表のとおりです。売上総利益のオ ーガニック成長率は3.4%となりました。当第3四半期連結会計期間のオーガニック成長率は、非常に高い成長を記 録した前年同期の反動により△4.7%となりました。㈱セプテーニ・ホールディングスの新規連結などにより、売上 総利益は前年同期比14.1%増となりました。前年の反動により調整後営業利益は同1.1%減、オペレーティング・マ ージン(調整後営業利益÷売上総利益)は同250bps減と、前年同期を下回りましたが、想定を上回る結果となりまし た。金融収支の改善により親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は同7.0%増となりました。固定資産除売却 益の減少などにより、営業利益は同56.8%減、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同42.6%減となりました。 調整後営業利益は、営業利益から、買収行為に関連する損益および一時的要因を排除した、恒常的な事業の業績 を測る利益指標であります。 買収行為に関連する...