株式会社レゾナック・ホールディングス
2023年8月8日発表
1.業績
① 業績概要
項 目
上
業
常
利
利
売
営
経
高
...
経営成績に関する説明1)当期の経営成績 当第2四半期連結累計期間(2023年1月~6月)の世界経済は、新型コロナウィルス感染症に関する行動制限が緩和され正常化が進む一方で、世界的なインフレ進行や長期化するウクライナ情勢によるエネルギーコストおよび原材料コストの高騰、供給面の制約等は続き、地域により弱さが見られるものの持ち直しました。また、半導体業界の調整局面は継続しました。 国内経済においても、個人消費および企業の設備投資は持ち直し、総じて緩やかに持ち直しました。 当第2四半期連結累計期間の連結営業成績における売上高は、ケミカルセグメントでは増収となりました。石油化学における数量増(前年同四半期連結累計期間は4年に一度の大型定修を実施)、黒鉛電極における販売価格等の上昇、基礎化学品における数量増、がそれぞれ増収の要因となりました。半導体・電子材料セグメントは、半導体関連業界の調整の影響により大幅な減収、モビリティ、イノベーション材料の2セグメントも減収となり、総じて減収となる6,161億26百万円となりました。営業損益について、モビリティセグメントは自動車部品の数量増により増益となりましたが、半導体・電子材料セグメントは大幅な減益となりました。さらに、イノベーション材料は数量の減少、ケミカルは黒鉛電極の受払差のマイナス影響等により減益となり、総じて減益の131億65百万円の損失となりました。営業外損益は、前年同四半期連結累計期間に比べ金融費用の増加と為替差益の減少が見られ、全体では損失の増加となり、経常損益は113億57百万円の損失となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益...
経営成績に関する説明1)当期の経営成績 当第2四半期連結累計期間(2023年1月~6月)の世界経済は、新型コロナウィルス感染症に関する行動制限が緩和され正常化が進む一方で、世界的なインフレ進行や長期化するウクライナ情勢によるエネルギーコストおよび原材料コストの高騰、供給面の制約等は続き、地域により弱さが見られるものの持ち直しました。また、半導体業界の調整局面は継続しました。 国内経済においても、個人消費および企業の設備投資は持ち直し、総じて緩やかに持ち直しました。 当第2四半期連結累計期間の連結営業成績における売上高は、ケミカルセグメントでは増収となりました。石油化学における数量増(前年同四半期連結累計期間は4年に一度の大型定修を実施)、黒鉛電極における販売価格等の上昇、基礎化学品における数量増、がそれぞれ増収の要因となりました。半導体・電子材料セグメントは、半導体関連業界の調整の影響により大幅な減収、モビリティ、イノベーション材料の2セグメントも減収となり、総じて減収となる6,161億26百万円となりました。営業損益について、モビリティセグメントは自動車部品の数量増により増益となりましたが、半導体・電子材料セグメントは大幅な減益となりました。さらに、イノベーション材料は数量の減少、ケミカルは黒鉛電極の受払差のマイナス影響等により減益となり、総じて減益の131億65百万円の損失となりました。営業外損益は、前年同四半期連結累計期間に比べ金融費用の増加と為替差益の減少が見られ、全体では損失の増加となり、経常損益は113億57百万円の損失となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益...