2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2022年8月4日
上場取引所
東
(氏名) 杉﨑 康昭
(氏名) 井田 義和
TEL...
経営成績に関する説明 当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種普及により感染症拡大防止、経済再開の動きや正常化への兆しがみられるようになりましたが、変異株に因る再拡大から景気回復のペースは緩やかなものとなりました。また、海外経済においても、全体的には景気持ち直しの動きとなりましたが、中国のゼロコロナ政策やロシアによるウクライナ侵攻等の地政学リスクの影響に因る原油などのエネルギー資源や原材料価格の高騰といったサプライチェーンへの影響、米国における政策金利の引き上げによる急激な円安進行など様々な要因があり、先行きが不透明な状況となっております。 当社事業におきましては、航空機需要の段階的な回復に加え、スポンジチタンのサプライチェーン再編の動きに因る需要回復の前倒しといった兆候も見られ始めたものの、チタン源や石炭価格を中心とした原燃料コストや海上輸送コストの高止まりも継続しております。こうした中でチタン事業では、航空機用途向けが主体である輸出スポンジチタンの売上高が前年同期比43.0%増、一般産業用途向け主体の国内スポンジチタン等の売上高が同48.0%増といずれも大幅に改善し、チタン事業の売上高は7,621百万円(前年同期比44.7%増)となりました。 高機能材料事業では、半導体関連需要の増加によりスパッタリングターゲット用高純度チタンの売上高が増加したこと等により、売上高は1,081百万円(前年同期比38.9%増)となりました。 以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は、8,702百万円(前年同期比39.4%増)となりました。損益につきまし...
経営成績に関する説明 当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種普及により感染症拡大防止、経済再開の動きや正常化への兆しがみられるようになりましたが、変異株に因る再拡大から景気回復のペースは緩やかなものとなりました。また、海外経済においても、全体的には景気持ち直しの動きとなりましたが、中国のゼロコロナ政策やロシアによるウクライナ侵攻等の地政学リスクの影響に因る原油などのエネルギー資源や原材料価格の高騰といったサプライチェーンへの影響、米国における政策金利の引き上げによる急激な円安進行など様々な要因があり、先行きが不透明な状況となっております。 当社事業におきましては、航空機需要の段階的な回復に加え、スポンジチタンのサプライチェーン再編の動きに因る需要回復の前倒しといった兆候も見られ始めたものの、チタン源や石炭価格を中心とした原燃料コストや海上輸送コストの高止まりも継続しております。こうした中でチタン事業では、航空機用途向けが主体である輸出スポンジチタンの売上高が前年同期比43.0%増、一般産業用途向け主体の国内スポンジチタン等の売上高が同48.0%増といずれも大幅に改善し、チタン事業の売上高は7,621百万円(前年同期比44.7%増)となりました。 高機能材料事業では、半導体関連需要の増加によりスパッタリングターゲット用高純度チタンの売上高が増加したこと等により、売上高は1,081百万円(前年同期比38.9%増)となりました。 以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は、8,702百万円(前年同期比39.4%増)となりました。損益につきまし...