平成30年3月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結)
上 場 会 社 名 帝人株式会社
コ ー ド 番 号
3401
代
表
者 代...
経営成績に関する説明 1)当四半期(累計)の経営成績 当第2四半期連結累計期間の世界経済は、地政学的リスクの懸念が残るものの、先進国、中国、新興国ともに内外 需要の持ち直しに支えられ、改善傾向が続きました。国内経済も、輸出の増加等による企業業績の回復や、雇用環境 の改善に伴う消費の持ち直しが進む等、緩やかな拡大傾向が続きました。 このような状況のもと、帝人グループの当第2四半期の連結決算(累計)は、各事業の販売が総じて堅調に推移し たことや、複合成形材料事業で本年1月に買収した米国Continental Structural Plastics Holdings Corporationが 加わった影響等があり、売上高は前年同期比で14.6%増の4,047億円となりました。営業利益は、医薬品分野におけ るアルツハイマー治療薬の候補化合物のMerck & Co., Inc.(米国メルク社)への導出対価計上等の影響もあり同 39.0%増の375億円となり、経常利益は営業外費用の減少が寄与し同42.2%増の379億円となりました。また、親会社 株主に帰属する四半期純利益は前年同期比36.6%増の292億円となりました。1株当たり四半期純利益は、148円33銭 (同39円66銭増)となりました。 2)事業別業績概況 第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の「高機能繊維・複合材料」「電子材料・化成品」「ヘルス ケア」「製品」の4区分から、「マテリアル」「ヘルスケア」の2区分に変更しています。これは、平成29年2月に 公表した中期経営計画に基づき、成長戦略・発展戦略の加速を促す組織体...
経営成績に関する説明 1)当四半期(累計)の経営成績 当第2四半期連結累計期間の世界経済は、地政学的リスクの懸念が残るものの、先進国、中国、新興国ともに内外 需要の持ち直しに支えられ、改善傾向が続きました。国内経済も、輸出の増加等による企業業績の回復や、雇用環境 の改善に伴う消費の持ち直しが進む等、緩やかな拡大傾向が続きました。 このような状況のもと、帝人グループの当第2四半期の連結決算(累計)は、各事業の販売が総じて堅調に推移し たことや、複合成形材料事業で本年1月に買収した米国Continental Structural Plastics Holdings Corporationが 加わった影響等があり、売上高は前年同期比で14.6%増の4,047億円となりました。営業利益は、医薬品分野におけ るアルツハイマー治療薬の候補化合物のMerck & Co., Inc.(米国メルク社)への導出対価計上等の影響もあり同 39.0%増の375億円となり、経常利益は営業外費用の減少が寄与し同42.2%増の379億円となりました。また、親会社 株主に帰属する四半期純利益は前年同期比36.6%増の292億円となりました。1株当たり四半期純利益は、148円33銭 (同39円66銭増)となりました。 2)事業別業績概況 第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の「高機能繊維・複合材料」「電子材料・化成品」「ヘルス ケア」「製品」の4区分から、「マテリアル」「ヘルスケア」の2区分に変更しています。これは、平成29年2月に 公表した中期経営計画に基づき、成長戦略・発展戦略の加速を促す組織体...