2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2023年5月11日上場会社名清水建設株式会社上場取引所 東 名コード番号1803URL https://www...
当期の経営成績の概況①当期の連結業績2022年度の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の流行に対する各種制限が段階的に緩和される中、社会経済活動は正常化に向けた動きが見られましたが、ウクライナ危機の長期化や円安の進行、それらに伴うエネルギー資源、食料の世界的な供給制約と価格上昇が企業活動と国民生活に広く影響を及ぼしました。 建設業界においては、民間設備投資に持ち直しの動きが見られたものの、建設資材の価格高騰などの影響があり、厳しい経営環境が続きました。 このような状況のもと、当社グループの売上高は、手持ちの大型工事が順調に進捗したことによる当社の完成工事高の増加などから、前期に比べ30.4%増加し1兆9,338億円となりました。 利益については、開発事業等総利益が減少したものの、海外建築工事の工事採算が持ち直したことなどにより、完成工事総利益が増加したことなどから、営業利益は前期に比べ21.0%増加し546億円、経常利益は前期に比べ12.2%増加し565億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ2.7%増加し490億円となりました。セグメントの業績は、以下のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また、報告セグメントの利益は、連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお、セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。詳細は、添付資料15ページに記載の「セグメント情報」をご覧ください。)(当社建設事業) 売上高は、前期に比べ21.3%増加し1兆4,...
当期の経営成績の概況①当期の連結業績2022年度の日本経済は、新型コロナウイルス感染症の流行に対する各種制限が段階的に緩和される中、社会経済活動は正常化に向けた動きが見られましたが、ウクライナ危機の長期化や円安の進行、それらに伴うエネルギー資源、食料の世界的な供給制約と価格上昇が企業活動と国民生活に広く影響を及ぼしました。 建設業界においては、民間設備投資に持ち直しの動きが見られたものの、建設資材の価格高騰などの影響があり、厳しい経営環境が続きました。 このような状況のもと、当社グループの売上高は、手持ちの大型工事が順調に進捗したことによる当社の完成工事高の増加などから、前期に比べ30.4%増加し1兆9,338億円となりました。 利益については、開発事業等総利益が減少したものの、海外建築工事の工事採算が持ち直したことなどにより、完成工事総利益が増加したことなどから、営業利益は前期に比べ21.0%増加し546億円、経常利益は前期に比べ12.2%増加し565億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ2.7%増加し490億円となりました。セグメントの業績は、以下のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。また、報告セグメントの利益は、連結財務諸表の作成にあたって計上した引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。なお、セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。詳細は、添付資料15ページに記載の「セグメント情報」をご覧ください。)(当社建設事業) 売上高は、前期に比べ21.3%増加し1兆4,...