税理士は、依頼者である相続人から相続税の申告を受任したため、小規模宅地等の特例(特定同族会社事業用宅地等を併用)を適用し当初の申告を行ったが、結果として、特定同族会社事業用宅地等の適用を否認された。...
税理士は、平成29 年10月、依頼者法人より税金対策の相談を受け、資本金1億円超への増資による事業税の外形標準課税適用の税効果について説明したところ、有利不利の税負担シミュレーションの依頼を受け、後...
税理士は、株主及び代表取締役が同一であるA社とB 社の合併に際し、どちらの会社を合併法人とするか相談を受けた。A 社には繰越欠損金があり、A 社で営まれている事業からは所得が発生しておらず、今後も所...
税理士は、依頼者が新たな建物を購入し賃貸事業に供するため建築賃貸事業の法人化に関する相談を受けた。依頼者に対して建物賃貸事業の概要を説明する際に、税理士は建物を法人に移転する際の譲渡は短期譲渡所得に...
税理士は、依頼者が事業を引き継ぐため、非上場株式の贈与を受けたい旨の相談を受けた。
株価評価を行ったところ、業歴の長い法人であったため、非上場株式の評価も高く、贈与にあたり贈与税の納税負担が相応...
税理士は、平成25年3月、依頼者から平成26年に賃貸用住宅取得に関する相談を受けた。
依頼者は平成25年10月、賃貸用住宅の建物建設請負契約書を締結し、平成26年10月には建物賃貸借契約書(賃貸...
依頼者法人の社長は、平成20年頃から平成31年頃までの間に、依頼者法人の現預金から約2億円の現金を業務上横領した。会計上では現預金から仮払いを受けたことにし、後日現金で返金したものとして処理されてい...
税理士は、依頼者の令和元年分の所得税につき、相続により取得した被相続人の居住用財産の譲渡に被相続人の居住用財産(空き家)を譲渡した場合の3,000万円の特別控除(以下、空き家に係る3,000万円の特...
平成27年10月、税理士は、依頼者より自宅購入の報告を受けたが、居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例(以下、本特例という)の内容や取扱いの説明を怠り、依頼者に対して何の提...